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生後3ヶ月の子犬をお迎えしいたけど、接し方がわからない…
そんなことにならないよう『子犬の育て方』を事前に知っておきたいところですよね。
そこで今回は
- 【生後3ヶ月】子犬の育て方は?
- 【小型犬の赤ちゃん】しつけは大変?
- 【生後3ヶ月のごはん】はどうしてる?
などの疑問にお答えしていきます。
また、『お散歩はいつごろからデビューできる?』についても解説します。子犬の育て方について、ぜひ参考にしてください!
【生後3ヶ月】子犬の育て方は?
可愛い子犬に育った理由は、そうなるよう育てられてきた環境があります。始めから良い子犬で、性格が良かったわけではありません。
重要なのは【生後3ヶ月】の子犬の育て方です。生後3ヶ月はとても大切な時期になります。
【生後3ヶ月】子犬の育てるポイントは?
育て方のポイントを、まずみてみましょう!犬の視点で7つの項目をまとめてみました。
- ✅ 人間と信頼関係ができている
- ✅ たくさん甘えてきた(甘やかしではない)
- ✅ たくさん褒められた
- ✅ アイコンタクトが理解できる
- ✅ 失敗しても怒られなかった
- ✅ スキンシップが取れる
- ✅ 色んな人(人間)と触れ合ってきた
子犬の育て方は、人間の子どもを育てるときと同じです。愛情いっぱいで育てると、その愛情をそのまま返してくれますね。
子犬がどう感じたら、いい子に育つのか?
子犬は「この世の中はいいものだ」と感じたら、いい子に育ちます。
逆に「この世の中は酷い世界だ」という環境で育ってきたら、きっと警戒心の強い子に育つでしょう。
子犬の生後3ヶ月は社会化期
そこで大切なのは、生後3ヶ月の時期です。子犬の生後3週間~14週間(生後3カ月半)は、社会化期と呼ばれます。
犬も人間と同じで、性格を形成する幼児期があります。生後3ヶ月の子犬は、人間の年齢で5歳です。
子犬の社会化期の育て方
社会化期は、犬が他の動物や人間に感情を抱く特別な時期です。この大切な時期には、愛情をたっぷり注いで育てます。人間の赤ちゃんも子犬も同じです。
この大切な時期に信頼関係をつくっていきたいですね。
信頼関係をつくるアイコンタクト
生後3ヶ月の子犬は、アイコンタクトができる時期です。トレーニングされたアイコンタクトではないですが、視線の奥には意図があります。
目を見て接してみると、色々なことができるようになります。
子犬の育て方は、目を合わせて育てる(しつけの時も)
子犬と一緒にいる中で、目を合わせながら生活のルールを教えていきましょう。

『生後3ヶ月で見たことが理解できる』ってすごいですよね。
- ごはん
- おトイレ
- ムダ噛み
- ムダ吠え
- 怪我をしない
しつけるテクニックの一つに、声の高さがあります。犬は、高い声を嬉しいと感じ、低い声は怒られたと感じます。

例えばトイレ以外でウンチをしてしまって、高い声で悲鳴をあげてしまうと…ダメなことをしたとは感じてくれません。
犬の特性を理解して、しつけも効果的にしていきたいですね。
なぜ?子犬の目を見て育てるのか
目を見て育てる理由は、犬の視線から感情が読み取れるからです。子犬もこちらの視線を感じています。
子犬の視線からわかりやすい気持ちは、以下の5つです。
- 愛情表現で甘えている
- おねだりをしている
- 嫌がっている
- 用心している
- 飼い主をみている
子犬は言葉が話せないので、気持ちをくみ取ってあげましょう。
子犬の赤ちゃん、しつけは大変?成犬は?
犬のしつけは、子犬の赤ちゃんよりも成犬になってからの方が大変です。
一般的に生後3ヶ月を過ぎた頃は、しつけに理想的なタイミングと言われています。
ペットショップに生後3ヶ月の子犬が多いのは、そのためですね。嫌な話ですが、年齢を重ねて安くなっていることもあります。
成犬のしつけに根気がいる理由
成犬のしつけに根気がいる理由は、生活習慣ができているからです。そこから直していくには時間がかかります。
ペットショップの生活では、お部屋で過ごすルールやしつけができません。お迎えしてから、お家で教えることになります。
生後3ヶ月は、お世話が大変?
生後3ヶ月の子犬は、しつけの他にも大変に思えることは多いかもしれません。以下の内容です。
- 幼児食の準備
- 体調を崩しやすい
- ワクチン接種
などのお世話が大変です。その一方で、子犬の成長に寄り添って育てられるメリットは、お世話が大変なこと以上に大切な贈り物をもらえます。

私の場合、生後3ヶ月のトイプードルを購入時に「お母さんの家事ストレスはハンパないですよ」とペットショップの店長さんに言われました……。

ですが可愛いあまり家事ストレスの負担はあまり感じていません。
むしろ、会社のストレスから気が紛れているようです。
生後3ヶ月のごはんはどうしてる?
生後3ヶ月ごろのごはんは、ふやかしたドッグフードから、そのままのドッグフードに切り替えていく時期です。
生後5ヶ月ほど経つと、もうカリカリのドッグフードになります。
切り替え時期は、以下2つの方法があります。
- ふやかし具合を硬くする
- ふやかしたものと、カリカリのドッグフードと混ぜる
ドッグフードの香りや食感などで、食いつきも違います。例えばBの場合、混ぜる割合を変えるのも方法です。
基本的には間食を与え過ぎなければ、しっかり規定量を食べてくれますよ。
うちは「しつけのご褒美に、カリカリのドッグフードを与えて慣れさせる一環にしていました」
歯がしっかりしていれば、カリカリのドッグフードを少しづつチャレンジしていきましょう。
3ヶ月までのごはんも知っておこう
3ヶ月になる前のごはんも参考に知っておくと、幼児食の流れがわかって役立ちます。
生まれたての赤ちゃんは、お母さんの母乳です。人間の赤ちゃんと同じで病気に対する免疫もつきます。
次に、ミルクとふやかしたドッグフードを混ぜたごはんの順番になります。
小型犬、生後3ヶ月のごはんの注意点
生後3ヶ月のごはんの注意点は、多く与えすぎないこと。お腹を下すのは食べすぎのサインの可能性もあります。ごはんの量を再確認しておきましょう。
ただし、以下の状態でもお腹を下すことがあります。
- 慣れない環境のストレス
- 細菌の感染
細菌の感染が疑われるときは、早めに受診すると良いと思います。
子犬が生肉を口に入れてしまったら
子犬が生肉を口に入れてしまったら、すぐに出してあげましょう。
「犬はもともと生肉を食べていた動物なので大丈夫です」と言う人もいますが、野生からペットになって長い歴史があります。

ペットの子犬では、消化管が肉食動物よりも雑食動物に近いです。また、生肉には菌もいますので気をつけましょう。

実際にうちのトイプードルが鶏の生肉をくわえてモグモグしていましたが、すぐに出してあげて今は大丈夫です。(生後5ヶ月のとき)
生肉は、子犬の手の届かないところに置いておきましょう。

生肉はあげないでね
具体的なご飯の量はどれくらい?
環境省の記事には、ドッグフードに記載の量を与えれば問題ないとされています。一般的な目安は以下の通りです。
- 60〜90g / 1日
- 3~4回 / 日
ペットショップには、体重と月齢の一覧表があります。著者のトイプードル(3ヶ月半1.5kg)は、
- 87g / 1日
- 3回 / 日
うちの子の場合、1回のごはんは29gです。ふやかしたドッグフードに犬用ミルクとビフィズス菌を規定量加えています。
※ペットショップの育て方と、同じごはんです。
私のトイプードルの場合、計量カップに1/3くらいと聞いていたので、実際に重さを量らずにあげていました。
そしたら計量カップ1/2が規定量だったことに1ヶ以上して気が付きました。
でも、丈夫に育っています。
簡単な、おしっこの片付け対処法
簡単なおしっこの片付け対処法は、以下の2通りです。
- 洗える小さなカーペット
- タイル式のカーペット
ケージから出すと、色んな場所でおしっこしてしまいます。3ヶ月の赤ちゃんはおしっこの回数も多いです。それぞれ解説していきます。
洗える小さなカーペット
洗濯機に入る小さなカーペットは、片付けがとても簡単です。おトイレを外してしまっても自宅で洗えます。
以下はおすすめの販売店です。
- ファッションセンターしまむら
- ニトリ
カーペットを選ぶ時は、子犬が勢いよく走ってもすべらないものがおすすめです。ペット用のカーペットは、値段が高いので上記の販売店も参考にしてみましょう。
タイル式のカーペット
ホームセンターでどこでも売っている、タイル式のカーペットがおすすめです。理由は以下の2通りです。
- 水で流して洗える
- タオルでふいて、すぐに乾く
DCMカーマやホームセンターなど、お近くのホームセンターで購入できます。
トイレのできるできないは、子犬の成長過程での変化もあります。お迎えをした3ケ月のときは順調にできていても、5ケ月・6ケ月の頃に出来なくなってしまうこともあります。
その理由は、いくつか考えられます。
- 反抗期になった
- 家に慣れてきた
- ご褒美おやつの効果が薄れた
などがあげられます。オシッコのしつけは、子犬の感情も影響してきますので、色々な原因を考えてあげましょう。
お散歩はいつごろからデビューできる?
お散歩デビューは3回目のワクチンを3回接種してからになります。
子犬の育て方としては、子犬は特に免疫力が弱いのでワクチンを接種するまではお散歩を控えましょう。

私の飼っているトイプードルは、3回目のワクチン接種後「3日たったらお散歩デビューですね」と病院の先生に言われました。

でもちょっと心配で、5日後にとなりの家まで20mくらいお散歩しました。

安全をみるなら3回目のワクチン後2~3週間です。子犬の免疫が散歩にいっても問題ないレベルになります。
ワクチン接種が完了するまでは、抱っこで少し外に連れ出して、街の雑音や知らない人に慣れるといいですね。
大事な社会化期に知らない人に多く会ってなれることで、成犬になってからも人を怖がって吠えることもすくなくなります。
【まとめ】生後3ヶ月の子犬の育て方
生後3ヶ月の子犬は、とっても素直で無垢な状態です。愛情を持った育て方で信頼関係をぜひ築いてください!
- 生後3ヶ月はアイコンタクトができる
- 目を合わせて会話をする
- 理想的なしつけの時期は、生後3ヶ月
- 成犬のしつけは、もっと大変
- 生後3ヶ月のごはんは切り替え時期
- 食べすぎ以外のお腹を下す理由
- おしっこの汚れは洗濯機で洗えるもの
それでは、【生後3ヶ月】子犬の育て方のご参考になれば幸いです。